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年の初めのご挨拶に - 建築材料 - を
◆ し お り ◆にして1年間の出来事を添えて
年賀状として送らせていただいています。
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■1年目 1994年
まず初年度という事で一番最初にえらんだもの、それは「木」です。家の屋根材のひとつで「ひら木」と言います。「運が開きますように」と贈らせていただきました。 |
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■2年目 1995年
上棟の時に上げる《ゆみ》に使った「紅白の布」です。「縁起の良さと勢いの良さ」を言葉と共に贈らせていただきました。 |
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■3年目 1996年
家の中で座ったり横になったり・・肌ざわりが良くてなんたって《くつろげる》といえばタタミではないでしょうか。「いぐさのかおり」と共に贈らせていただきました。 |
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■4年目 1997年
「竹」。日本(宮崎)でよく目にする、また昔から生活の中に溶込んでいる素材です。木のかおりとは違った甘いかおりのする「あおい竹」を贈らせていただきました。 |
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■5年目 1998年
「かや」。家にとってもっとも古くから関わりのある素材です。美しいラインを描く茅葺き屋根。枯れながらも落ち着きのあるどこかあたたかさを感じる素材を贈らせていただきました。 |
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■6年目 1999年
「銅板」も建築材料の中で古くから使われてきた素材です。加工しやすく、年月を重ねるほど風合いの増す素晴らしい素材です。何ごとにも「どう どう 動じず」と贈らせていただきました。 |
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■7年目 2000年
最近《健康》という言葉をよく耳にします。「炭」は火だけに限らず、においとりや湿気とり他にもいろんな方面で使われてきた素材です。
近頃は水の浄化など健康素材としても見直されてきました。私達の心もきれいにしてくれるかな?1999年3月から《お茶》の稽古をしています。
お茶席で使う「枝すみ」を贈らせていただきました。 |
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■8年目 2001年
「大地」の形容詞といえば*大きな*豊かな*母なる*などなど・・・。そんな《やさしい空間》をつくりたい。生命の源、何もかもつつみこむ大地の「土」を贈らせていただきました。 |
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■9年目 2002年
ガラスは、いつまでも「かたち」と「かがやき」を変えることなく、リサイクル100%に近いすばらしい素材です。いろんな場面で建築に深くたずさわっています。
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■10年目 2003年
鉄。私たちの暮らしの中でよく見、よく使われる素材です。建物の骨格にもなり、装飾にもなる、硬いながらも錆びては土に還るー素材感の深いものです。
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■11年目 2004年
2004年素材シリーズのまとめとして、10種類を振り返ってみると、それぞれのもつ素材の豊かさに感動します。楽しいものです。
いろんな素材が「かたち」になり、私たちと一緒に建築となっていくのです。
これからも一歩ずつ心を込め、共に生きていきたいと思います。
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■12年目 2005年
新しいシリーズテーマは「匠」としました。
建築の世界で匠の技が光りかがやく世界です。その「匠」をたずねる一歩として、わらじを準備しました。94歳のある、おばあさんによって1年間かけ1200組を創っていただいたのです。
添えさせて頂いた言葉も「一歩」としました。 |
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■13年目 2006年
「匠」として若い棟梁に手カンナで1枚1枚、現在建設中の家の良質な杉材を削っていただいたものをシオリにしました。
今日では現場で見る事さえ珍しくなってしまいました。手にとって見ると、透けて見えるほどの薄さですが、木の繊維がしっかりと見えます。こんなすばらしい技が日本の家をつくって来たのです。 |
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